「胃が痛いってどういうこと?」

そう思っていた時期も私にもありました。(遠い目…)
子供のときは、下痢でお腹が痛くなることはありましたが、
胃が痛いという感覚が分かりませんでした。

 

大学生の頃

私が、胃の不調を実感しだしたのは、20歳頃です。
コンビニのバイトを始めてくらいだったでしょうか。夜勤を始めてから、睡眠リズムが狂いだし、身体に不調をきたすようになったのです。

若いころは、自分の身体のこともよく分かっていませんでした。どうやら、私の体調は、睡眠時間の影響が大きいことが分かりました。
寝不足だと、異常に疲れる、そして胃酸が出るということです。それでも20代の若いころでしたから、次の日に良く寝たら治るんですよね。
胃痛が始まれば、お菓子とかおにぎりとか食べるとおさまっていました。
当時は、そんなに胃痛で悩むことが少なく、むしろ対人恐怖のほうで悩んでいました...(これはまた別の話)

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新社会人になって

社会人になって、胃痛の来るペースが早くなっていきました。遅くまで呑みに行ったりとかも影響していたのだと思います。
会社のビルにクリニックがありましたので、痛くなっては、薬を処方してもらうを繰り返していました。はっきり覚えていませんが、当時は、ザンタックとムコスタをもらっていたと思います。
なんてことのない日が3ヶ月も続けばいいほうで、徐々に、悪くなるペースが早くなっていきました。ひどいときは、薬を飲んで治ったと思った2週間後にはキリキリ痛んでいました。

私の場合は、症状としては、痛みが一番でした。その次は、ムカツキです。痛みがひどくて脂汗が出てくることもありました。デスクのお菓子を食べて、紛らわせていましたエスカレートしていきました。
調子の悪い日は、顔が黄色くなっていて周囲を心配させていました。(当時は知りませんでしたが、これが黄疸)

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初めての...救急車!

私は、吐く事に対して、異常に恐怖感があります。吐いたほうが楽になるのが分かっていても限界まで我慢するタイプです。
この頃は、飲み会がよくあって、アルコールにも弱かったので胃が荒れている日には吐くことも頻繁で、慣れっこになっていました。不思議なもんです。(今は嫌)

皆さん、吐くときはどういう感じか分かりませんが、私のときは、便器の前に立つと勝手に出ます!どういうシステムなんでしょう?逆に、勝手に出ないときは、まだその時期じゃないと判断し、我慢します。

社会人3年目の3月31日だったと思います。同僚の送別会で、ワインを1杯ほど飲んだだけだったのですが、家に帰ると猛烈に気持ち悪くなり、「ゲーゲー」吐いていました。
胃が荒れているのに、お酒を飲んだからだったのでしょう。私のゲロは頻回です。一度目と二度目は、大量に出るのですが、それに飽き足らず、3回目以降は、胃が本当に空っぽになるまで少しずつ吐きます。

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吐いているときって、呼吸ができないので苦しいんですよね。胃には、何もないのに吐こうとして、胃が強制的に「ベコッ!」とへこんだのには、びっくりしました。
脱水に近い状態になり、常温の水を飲んだりするとすぐその水を吐きます。ですので、本当によくなるまで何も口にできないのです。

この日は、夜中まで吐きつづけ、下からも下痢をして上から、下からのコンボだホイ♪になっていました。
おそらく上からのときは「血圧が上がり」、下からのときは、ひんやりした便座のため「血圧が下がり」みたいになっていたのかと思います。
トイレから出た私は、急にクラクラと眩暈を起こしそのまま気を失って倒れてしまいました。

私が、気がついたときには、同居人が、電話で救急車を読んでいるところでした。後から聞いた話ですが、倒れた私は、そのまま痙攣していたそうです。
私のほうは、気を失うなんて初めての経験で、なんだかぐるぐるのところを彷徨いながら、「わー!!」と声を出しているのに、出ないみたいな空間にいました。

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そのまま救急車で隣町の病院まで運ばれました。その時には、すっかり正気に戻っていました。
眠そうな先生に診てもらい、効いているのかよくわからない点滴を打たれ冷たい廊下で寝かされていました。

4月1日の早朝になり、帰ってくれと言われ、そのまま駅まで歩こうと思いましたが、外の寒さが耐えられず、タクシーを呼びました。寒さを耐えるにも体力が要るんですね。はじめて知りました。
夜風が骨身にしみるとはこのことかー!!